日焼け止めで紫外線対策をしよう(2)
紫外線の対策方法を考えた時、欠かせないものに日焼け止めクリームがありますよね。
美肌のためには、自分に合ったものを、時と場所に応じて使い分けるようにしましょう。
日焼け止めのパッケージには、SPF値とPA値が表示されていますね。
SPF値は、ゆっくり肌に浸透してコラーゲンを破壊していく紫外線B波を、どの程度カットできるかを表しています。
例えばSPF10と表示されているものは、何も塗らない状態では10分で日焼けするところを、10倍の100分かけて日焼けする、という意味があります。
現在では、SPFの最高値は50に設定されています。
PA値は肌を黒くする紫外線A波をどの程度カットできるかを表しています。
PAは+、++、+++の3段階で示していて、+では日焼けを起こすまでの時間を2〜4倍に、++は4〜8倍に、+++は8倍以上に伸ばすことを意味しています。
SPF、PA値ともに、高くなるほど紫外線防止効果が高いわけですが、高いクリームほど紫外線吸収剤や散乱剤を多く含んでいるので、お肌に負担がかかってしまいます。
ゴルフやスポーツなど、外で活動する時は、SPF値が30程度、PA値は++程度のものがおすすめです。
日常生活や、1時間程度の外出なら、SPF20以下でPA+程度でも十分です。
紫外線防止効果を高めたいなら、SPFやPA値の高いクリームを選ぶよりも、こまめに塗りなおす方が効果的ですよ。
最近ではファンデーションなどの化粧品にも紫外線防止効果のあるものが多くありますね。SPF値の異なるものを重ねる場合、防止効果はSPF値の足し算になるわけではありません。高い方の値より、少しだけ効果が高まる程度だそうですよ。
また、値の高い方を先に塗った方が効果的です。
お肌に負担が少なく、効果的に紫外線を防止できる方法を考えてつけるようにしましょう。
美肌コンテンツメニュー
- トップページ
- スキンケアの順番
- 美肌になるための化粧水のつけ方
- 化粧水はコットン?手?
- コットンの使い方
- 美肌と睡眠
- 質の良い睡眠方法
- 美肌のためのクレンジング方法
- 効果的な洗顔方法
- 間違った洗顔方法
- 美肌のための美容液
- 美肌のためのお肌のお手入れ(春と夏)
- 美肌のためのお肌のお手入れ(秋と冬)
- 正しいパックの方法(シート・ローション)
- 正しいパックの方法(はがすタイプ・洗い流すタイプ)
- ファンデーションの選び方
- 美容液ファンデーション
- お肌に良いコラーゲン
- コラーゲンを摂る方法
- お肌のトラブル「シミ」
- ビタミンCを摂る方法
- 乾燥肌のスキンケア
- 乾燥肌に良い成分
- 乾燥肌に良い食材
- 乾燥肌の改善方法(入浴・洗顔)
- 美肌のための花粉症対策(1)
- 美肌のための花粉症対策(2)
- 紫外線について知っておこう
- 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
- 日焼け止めで紫外線対策をしよう(1)
- 日焼け止めで紫外線対策をしよう(2)
- リンク集